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地域の課題や旅人の変化に対応した
価値の提供を通じて、
地域と共存した
持続的成長を遂げていきます。
2017年の事業立ち上げから、地域や当社を取り巻く社会環境の変化は極めて速く、
また、それらの環境変化の中で活動してきた当社のポジションをより明確にした上で
これからの事業活動・経営に取り組む必要があると考え、
「Corporate Vision 2024」を策定しました。
Corporate Vision 2024では、これまでの事業活動において
地域に置かれた当社のポジションやこれからの世の中の変化を前提とし、
自分たちの“ありたい姿”を改めて規定し、
“理念”・“価値”・“行動規範”を見直しました。
世の中の変化はコロナ禍によりさらに加速し、また、多様化していると感じます。
その変化や多様化の波は、社会に対して否応なしに様々な変革を求めてきます。
私たちは、それらの変革に対応した“持続可能な事業・経営の在り方”を模索し、
実現していかなければなりません。
これまでの取り組みを振り返り、これからの挑戦を支える武器として、
当社の強みは何なのか?という問いに改めて向き合ってみました。
設立当初からの事業「乗鞍 星と月のレストラン」は地域との共働を前提に、
運営や調理・お客様のご対応等地域関係者との協力関係を築いたことで、
当社だけでは成し得ない質の高いサービスと顧客満足度を得られる体験となりました。
また、DMOアルプス山岳郷との連携事業や、他地域における事業でも、
地域内のガイドや宿泊事業者・飲食事業者と連携することで、
地域の魅力の深化や高次の体験価値提供につながるなど、
「共創」の取り組みによって質の高い事業を推進し、かつ地域との信頼関係を築きあげてきました。
さらに、それらの取組から派生し、松本~高山の一体的なブランディングをめざす取り組みや、
エリアの高付加価値化への取り組みなど、地域の枠を超えたプロジェクト参画へとつながりました。
信州未来づくりカンパニーは、そうした経緯を持って、
地域の皆様とともに育まれてきた会社であると断言できます。
そして、それらの経緯を踏まえ、改めて当社のアイデンティティーを見つめなおしてみると、
「共創の精神」を持ちながら様々な企みを考える“企画力”と
その企画を実行し具体化していく“試行力”が武器であり、
そのためのファシリテート力を評価していただいている点ではないかと再認識しました。
これから先の未来に向け、改めて当社はこの「Corporate Vision 2024」の実現に向け、
様々なステークホルダーの皆様と共創しながら事業を推進して参りたいと思います。
信州未来づくりカンパニーは、
信州の山岳資源に根付く文化、
地域に眠る価値を活かし、
そこに暮らす人とともに、
豊かで幸せな未来を育てていきます。